2019年はまったくポケモンをやってなかったのですが...という入りで前回のPT記事が始まったことに驚いているのですが、なんと2020年もまったくポケモンをやっていませんでした。ソード/シールド発売から『鎧の孤島』『冠の雪原』を経て、とりあえず追加ストーリーを楽しんで後は放置、というポケモントレーナーを自称して良いのかわからないギリギリの立ち回りをしていたわけです。個人的な話ですが、2020年は仕事をしたり他のゲームをしたり、絵を描いたりして過ごしていました。
そのような中、年が明けて2021年は実は微妙にポケモンをやっていました。趣味PTを組んで軽く対戦したり、だいぶ昔から研究中のすいすい統一を見直したりしていましたが、そこまで時間をかけてポケモンをやっていたわけではありませんでした。しかしある日、一日16時間くらいは眺めているTwitterにて、人気ポケモン実況者のとさい氏が仲間大会『謹賀新年、2021年への幕開け 故にNEO SKY 常闇の伝承そして【成長】へ キミの未来は君のものだから杯(略称:夏とさ杯)』開催を告知しているツイートを発見し、なんだかよくわからないモチベーションの上昇を感じたため参加することにしました。普通の対戦もほぼやってないのにこういう大会名からして謎過ぎる大会への参加意欲はあることに我ながら困惑しましたが、結果的に相当楽しかったので日記がてら所感とPTレシピを書いていきます。
2. 大会の結果
剣盾の仲間大会に参加するのは初めてでその辺の決まりはよくわかっていませんが、おそらく大会終了後しばらくしたらスマートフォン版『Pokémon HOME』から各種データや戦績が見られるのだと思います(執筆時現在はまだ見られていません)。そのため大会内容について具体的なことは何も書けないのですが、Twitterでハッシュタグ「#夏とさ杯」で検索することで参加者各位の簡単な大会レポートを見ることができます(大会について何も書けないタイミングでなぜこのブロマガを書いた...と思わなくもない)。
#夏とさ杯 ありがとうございました。ソーナンスで3タテすることを目指してPT研究しましたが、現状どう考えても厳しい試合はイベルタルでゴリ押すなど相当寒いことをやってしまいました。でもなんやかんやチャレンジできて楽しかったです。#ポケモン剣盾 #NintendoSwitch pic.twitter.com/2akSldkdso
— 葉締陽佳(Hajime Yoka) (@Hannon_Cannon) February 14, 2021
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書いている途中で大会の結果が出ていました。参加人数は107人、16勝4敗で最終順位は3位でした。勝率は80%と高いですが、ソーナンス絶対選出くらいの気持ちで臨んだもののソーナンスにダイサイコなんか打たせてたら絶対勝てないだろうPTが多過ぎて選出の段階からその線を切った試合もあったので全試合ソーナンス出してたらもっと負けていたと思います。大会の性質上、対戦中に出てきたポケモンは私の頭の中に知識の無い方々が圧倒的に多かったです。個別に見ていくと未進化とか一般的に弱いとされているとかそういうポケモン達でしたが、それぞれについてまったく知識が無いためにいいようにやられる試合も多かったです。私が使ったポケモンは基本的な能力が高めだったので、その点でバランスが取れてやっと五分、いわゆる「人と猫が檻の中で闘ったなら、大山倍達曰く ヒトは日本刀を持って初めて対等」状態でした。というわけで、以下今回使用したPT紹介です。
3. PT紹介
ソーナンス(NN:ペテルギウス)@いのちのたま
特性:かげふみ
性格:れいせい
技:ミラーコート, カウンター, アンコール, みちづれ
努力値:0-0-124-252-132-0
実数値:265-xx-94-95-93-47
S:(無振り26族, ランク+4で最速76族)+1
圧倒的に火力が出なくてびっくりした。「ファイナルキャノン」とは...。ただでさえダイマックスして攻撃できるのが3ターンしか無いのに、一撃で倒せなかったり相手のダイウォールでターン稼がれたりしてダイマックス終了してちっちゃくなるのが寂しかった。後述のブリムオンでトリルバトンして殴っていくラインは普通に強いと思った。最初は大会主催者リスペクトで"ACぶっぱ"していたがダイナックル撃ってる時点で敗色濃厚かなと思ったため途中からAの分を耐久に回した。環境的に向かい風過ぎて悲しいほど弱い。
ブリムオン(NN:メディアン)@オボンのみ
特性:マジックミラー
性格:ずぶとい
技:ドレインキッス, めいそう, トリックルーム, バトンタッチ
努力値:252-0-252-0-4-0
実数値:164-xx-161-156-124-49
S:無振り28族+1
単体能力がめちゃくちゃ高いポケモン。このPTの核。種族値やタイプ、特性や技のすべてが噛み合っていて今回のPT使うまでは全然知らなかったけど「こんなポケモン出していいの・・・?」となった。バトン構築で致命的な「ほえる」「ふきとばし」などを受けないのは絶対に強いし、自身が遅いためトリックルームからソーナンスにつなげやすい。こんな無謀な企画に付き合わされていなければもっと活躍できるポケモン。
キレイハナ(NN:フラガール!)@アッキのみ
特性:ようりょくそ
性格:おくびょう
技:ちからをすいとる, どくどく, ちょうのまい, バトンタッチ
努力値:4-0-252-0-0-252
実数値:151-xx-147-xx-120-112
H:8n-1
S:(無振り91族, ランク+1で最速100族, ランク+2で最速151族)+1
ブリムオンがトリックルームから相手の上を取っていくのに対し、こちらは純粋なS上げから先攻していくことを狙うポケモン。ブリムオンがどうしても物理方面に薄いためキレイハナはとにかく物理耐久を厚くして積んでいくことを目指した。「ちからをすいとる」+「ちょうのまい」の両受け性能がかなり高く、マイナーポケモンながら侮れないなと思った。たまに相手のダイバーンからの死に出しで「ようりょくそ」が発動して防御行動が間に合う、ということもあったためこの環境では死に特性ではない。こいつもきっとこんな無謀な企画に付き合わされていなければもっと活躍できるだろう。
カプ・コケコ(NN:カプ・コケコ)@レッドカード
特性:エレキメイカー
性格:おくびょう
技:10まんボルト, しぜんのいかり, リフレクター, ひかりのかべ
努力値:252-0-0-0-4-252
実数値:177-xx-105-115-96-200
S:最速129族+1
「しぜんのいかり」+「レッドカード」で相手のポケモンをできるだけ削って、ソーナンスを通しやすくする(通せるようにできるとは言っていない)。いにしえの"レッカ前歯クロバット"みたいな感じ。あとは壁を貼って後続のポケモンで積みやすくする。途中で「ちょうはつ」を「10まんボルト」に変えたが、コケコを起点になんやかんやされることもあったためどちらが良いのか悩むところ。普通に強いやつ。
ソルガレオ(NN:Cosmonaut)@じゃくてんほけん
特性:メタルプロテクト
性格:ようき(いじっぱりミント)
技:メテオドライブ, フレアドライブ, ふるいたてる, ニトロチャージ
努力値:244-12-0-0-0-252
実数値:243-174-127-xx-109-149
S:(最速83族, ランク+1で最速149族)+1
A156ミミッキュのダイホロウ(120)69.1~81.5%
A168エースバーンのかえんボール74.1~87.2%
ランク+1A222ザシアン(けんのおう)のかみくだく71.6~84.8%
C201ダークオーライベルタルのあくのはどう89.7~106.2%
メテオドライブ
・H131B100ミミッキュ184.7~219.8%
・H233B116ゼルネアス73.0~87.6%
・ランク+2でH201B116イベルタル84.1~100.0%
フレアドライブ
・H167B135ザシアン(けんのおう)70.7~83.8%
・ランク+1でH204B124テッカグヤ94.1~110.8%
・ランク+2でH173B147プリズムアーマーネクロズマ(たそがれのたてがみ)92.5~109.2%
ニトロチャージ
・H167B135ザシアン(けんのおう)29.9〜35.9%
イベルタル(NN:ヒイロノトリ)@こだわりスカーフ
特性:ダークオーラ
性格:さみしがり(ひかえめミント)
技:あくのはどう, デスウイング, ねっぷう, とんぼがえり
努力値:0-0-0-252-4-252
実数値:201-xx-115-201-119-151
S:最速153族+1
あくのはどう
・H167D160ギルガルド(シールドフォルム)89.8~105.4%
ねっぷう
・H167D136ザシアン(けんのおう)63.5~75.4%
・H181D184ナットレイ86.2~103.9%
禁伝環境はエスパータイプが多くなりがちである(という気がする)こと、レイスポスとかいう新ポケモンがめちゃくちゃ速いことなどを鑑みて「スカーフイベルタルって強くね?」と思い採用した。準速で無理なく150族を抜くことができる。技の範囲も優秀で非常に動かしやすかった。もともと伝説ポケモンを使うことがほとんど無かったためイベルタルについてもあまり印象が無かったが、よく見ると「かわいい見た目してんじゃん...」となれてそういう意味でもこの大会に出て良かったなと思った。NNについてもかなりお気に入り(元ネタ)である。
4. おわりに
久し振りに大会に出てある程度ガッツリ対戦して、やっぱりポケモンって楽しいな~と再認識しました。昨年はゲーム本編をやらないかわりにポケモン絵をよく描いてポケモン愛を深めていたのですが、今年に入ってからは今回のように大会に出たり「ダイヤモンド」を初めて殿堂入りまで遊んだり、今年はまた原作を大事にする年になりそうです(「ダイパリメイク」という話もありますし)。現実生活は相変わらず低空飛行気味の粗末な感じですが、ポケモン関係で細々とした幸せを感じていけたらたぶん良い感じに過ごしていけるのかなと思いました。
EX. おまけ
酷過ぎる試合。 pic.twitter.com/1TKBpWvtRR
— 葉締陽佳(Hajime Yoka) (@Hannon_Cannon) February 14, 2021
これは完全に"飛び立って"ますね・・・。