彼の理想の田園へ

日記と妄言、活動記録。

【MHWs】『タイトルアップデート第2弾』という名の激流【第102話】

 2025年6月27日(金)朝7時。世界中のハンター達がかねてより心待ちにしまくっていた『タイトルアップデート第2弾』について、ついにその全貌が明らかにされる情報発信番組が放送された。

 朝7時台というと俺の場合はまだ半分寝ている状態で急いで着替え、既に本格的な夏の暑さを見せている空の下仕事に向かうための電車に乗っている頃である。とにかく朝に弱い俺は通勤の合間にスマホを操作する余力もない。当然リアルタイムでの番組視聴や情報キャッチなどは叶わず混雑率200%超えの電車内に立ちただ目を瞑って時間を過ごしていたのだった。

 現在たまたま週一の出勤で済んでいるので半覚醒状態で無理やり外に飛び出していくような地獄の朝も少なくなっているが、このようにして誰もが人知れず"社会人生活"という名のG級歴戦王古龍モンスター★100 feat. なぜかよくわからない特別なバフが何の説明もなしに乗っている(?)と戦っているのだなあなどと思うとため息が出たり逆に元気になったりとよくわからないメンタル状態になるもんだ。昨日はそんな朝だった。

 いかんいかん。俺の日常生活の話はどうでもいいのだった。話の軌道を修正しよう。その後俺は家に帰ってからじっくりと『タイトルアップデート第2弾』の紹介映像やら『モンスターハンターワイルズ』公式サイトの紹介ページやらに目を通して遅ればせながらの現状把握を致した。ここで俺自身の確認の意味も込めて今回発表された情報のおおよそのキーワードを箇条書きにしたい。

  • 海竜ラギアクルス
  • 千刃竜セルレギオス
  • 歴戦王ウズ・トゥナ
  • 武器の重ね着装備
  • フォトモードの機能追加
  • 編纂者をエリックへ切り替え可能に
  • サポートハンターの追加、指定機能
  • 季節イベント「交わりの祭事【踊火の儀】」
  • 『Fender』スペシャルコラボ

 やはり目玉はなんと言ってもラギアクルスの登場、次いでサプライズ発表となったセルレギオスの登場ではなかろうか。これにより今回一挙に2種類ものモンスターが追加されることになる。新しく作れるようになる装備もいっぱい増えるのは嬉しいしヤツらの最大・最小金冠を狙うのが今から楽しみで仕方がない。

 今回は追加モンスター両氏から特にラギアクルスについてを語りたい。『モンスターハンター3』のパッケージを飾る存在であり、かつ当時初登場であった海竜種の象徴的なモンスターであるラギアクルスはそのビジュアルの良さや"水中戦"という新たな遊びを代表するアイコン的モンスターとしてプレイヤーからの人気が非常に高い。登場としては『モンスターハンターダブルクロス』以来8年振り、水中での戦闘行動に限っては『モンスターハンター3G』以来、実に14年振り(!?)となった。往年のファンにとって今回の『ワイルズ』での登場は感慨深いものがあるのではないだろうか。

 そんなラギアクルスの輝かしい経歴に対してこの間の俺は何をやっていたのかという話。ひじょーに申し上げづらいことだが実は俺は『3』も『XX』も『3G』もまったくやってこなかったためラギアクルス氏とは謁見することかなわずに2025年現在を迎えてしまっているのである^^; 一応『モンスターハンタークロス』はやっていたのでニアミスくらいはしていたかもしれないが、『X』には水中戦が無いためにラギア氏のフルの能力を見ることはできないしそもそも『X』についてまったく記憶が残っていない(白目)ため事実上、今回が俺とラギアクルスの初対面となりそうだ。

 ここで若干話が脱線するが、俺は昔『モンスターハンターフェスタ'09 狩王決定戦』という2009年8月23日から2ヵ月に渡って開催された『モンスターハンターフェスタ'09』の様子を一冊の本にまとめたムックを持っていた。

www.famitsu.com

 当時東北の山中に暮らしていた中学生の俺は娯楽も少なく都市部のリアルイベントに参加することも難しい環境でこの本と付属のDVDを原型が無くなるほど(?)に繰り返し読んだり視聴したりし、Wiiさえ持っていないためにプレイすることもできない『3』や遠い地で開催された華やかな祭典に思いを馳せていた。そのDVDの中でだけは何度も何度も見てきた水中を泳ぐラギアクルスにようやく出会えるのだと思うと実際にプレイしてきたハンターらとはまた別視点の感慨深さもあるといえばある、ような気がする。俺にとってのラギアクルスはそんな複雑な存在なのである。

 以上のようにどこに出しても恥ずかしいお粗末な"ラギアクルス歴"(そんな歴は無い)のためイマイチ世間の皆さんほどテンション爆上げでノリ切れていないところはあるが、俺にとって積年の初対面となるラギアクルスの登場及びそれに合わせた『緋の森』への新エリア追加は流石に楽しみだ。タマミツネの時も同じようなことを書いたような気がするがそれまであまり印象に無かったモンスターの思い出はこれから存分に作っていけば良いのだ!

 続いてモンスター追加とは別に特に俺が楽しみなのが季節イベント「交わりの祭事【踊火の儀】」の開催だ。春に実施された【花舞の儀】も大変にコンテンツが充実しており満足度の高いイベントだったので今回も非常に楽しみである。

 『ワイルズ』公式サイトに貼られていたイメージを見てみると大集会所は通常時とも【花舞の儀】の時ともまたまったく異なる雰囲気に飾り付けされており「もうなんでもありか(笑)」と思わずにはいられなかった。もしかすると季節の運びとしては日本の四季に沿いながらも各季節のイメージは世界各国の景色のエッセンスを参考にしているのかもしれない。【踊火の儀】中の大集会所、なんとなく中南米の風が吹いているように見える(気がする)し

 以上が2025年6月27日に発信された『タイトルアップデート第2弾』情報についての俺の感想である。その他詳細なアップデート情報は『ワイルズ』公式サイトのタイトルアップデート情報のページに並んでいる。こちらにしか載っていない情報も大量にあるので油断なく全文に目を通したが以前から俺が予想(願望)していたような『・「シェンガオレン」が追加されます。』『・「(大きな殻を背負った新頭足種モンスター)」が追加されます。』『・環境生物(釣魚)が追加されます。』などの記述は残念ながら見つけられなかった(-、 ー  ) いや~内心一つは当たると思っていたんだけどダメだったか~。特に「シェンガオレン登場!」はけっこうアツい気がしてたんだけどな~(んなわけない)

 『タイトルアップデート第2弾』の配信開始は2025年6月30日(月)から。一旦さまざまやり遂げてクールタイムに入っていた俺の『ワイルズ』熱はまた夏にかけて周囲の気温とともに高まっていきそうだ。

 

完全に余談:

 【踊火の儀】開催期間辺りの大集会所はやはり比較的気温が高まっている時期なのだろうか? それとも別に「夏」とは言っていないので日本を含めた北半球の夏期とは無関係で、気候が常に安定しているスージャ近辺では気温に変化があるわけではないのだろうか。個人的には【踊火の儀】中にも変わらず頑張られるのだろう歌姫が裏では姿勢を崩して「あっつ~~~」などと言って汗を垂らしていたらかなり嬉しいなと思いました(失言)