彼の理想の田園へ

日記と妄言、活動記録。

【MHWs】ヘッポコハンター、十日会わざれば大変なことになっているので見ないでください -森の覇者、それはイャンクック-【第101話】

 前回、『モンスターハンターワイルズ』発売100日という記念日に乗っかって俺の『ワイルズ』日記が100話を迎えたのを喜んだのから早2週間…それまで毎日更新していた状態から2週間も空けてしまうとそのギャップで気が遠くなってしまうわけだが、久し振りの更新ということで以前よりも高クオリティ(当社比)の内容をお届けできるよう努めたいところである。

 第100話を書いた6月初旬以降、ブログを更新しなくなってからも俺は『ワイルズ』をチクチクと遊び続けついに下位から上位まですべての防具及びオトモ装備の製造を達成した。終盤に『波衣竜の水玉』やら『黒蝕竜の闇玉』やらの希少アイテムが複数必要になったのだがそんな時に都合よくそれらアイテムが確定で得られるクエストなんかが転がっているということもなく、よりにもよって俺が特に苦手なウズ・トゥナ、ゴア・マガラ両氏を何度も集中的に狩ることになった。レアアイテムが比較的入手しやすいと言われる『ワイルズ』だがこの試練を経て"水玉"&"闇玉"を集め切った後には思わず声を上げて喜んでしまったよ(笑)

 そんなこともありつつ、本格的な夏を前にして徐々に気温が高まっていくともにリアルの仕事の忙しさも盛り上がりを見せた(?)6月中盤。本当に直近ではプレイできていなかったところを俺はわずかの隙を見て数日振りに『ワイルズ』へログインした。本日の目的は2025年6月18日に配信が始まったイベントクエスト『森の覇者、それはイャンクック』である。

 『森の覇者、それはイャンクック』はそのクエスト名の通り、深夜の『緋の森』にて歴戦イャンクックを狩猟するクエストである。報酬品にはモリバーのトゲトゲ棒αやなりきりモリバーα、そのままモリバーαという特別なオトモ防具を作ることができる『モリバーのトッテオキ』という限定アイテムが用意されている。今回はイベントクエストの中でもかなりスペシャル寄りのクエストであり先ほど「すべてのオトモ装備を集めた」と豪語した手前、これを見逃すことは絶対にできない。いかに仕事が忙しかったり最近他のゲームを始めていたりしてもイベントクエストがあるならば大急ぎで『禁足地』に戻る。これぞ真っ当で誠実なハンターの姿である。

 幸いにも今回の相手はイャンクック。いかに久々のプレイであろうとウズ・トゥナやゴア・マガラほどの脅威ではない。俺はリハビリついでの気楽なナイトハイク気分で緋の森へと降り立った。

 クエストを始めてから気づいたが『森の覇者、それはイャンクック』の環境の条件は"異常気象"であった。深夜、緋の森、災害級の豪雨。リハビリにしてはハード過ぎるしとてもじゃないがのんきにナイトハイクなどしていられる状況ではない。そもそも異常気象の緋の森にイャンクック…? 俺はその状況が妙に引っかかった。

 だいぶ前に聞いた話だが、ヤツらは豊穣期になると繁殖のために群れで緋の森へやってくるというのではなかったか。いやその傾向にあるというだけで厳密にはその限りではないのか…? それともコイツ(ターゲットのイャンクックのこと)が歴戦の個体ゆえにただ一頭、人知れず大雨の森の中ではしゃぎ回っているとでも言うのだろうか。

 そんなふとした疑問に思考を支配されながらの歴戦イャンクック戦、もとい久々のモンスター狩猟はとても集中してテキパキと動けているとは言えず恥ずかしくて誰にもお見せできないような有り様であった(苦笑) 久々のプレイのせいかボタンは押し間違えるわ大雨にも構わず暴れ回るイャンクックに轢かれまくるわでまったくスマートな狩りを展開することなどもできず、特に見どころなどもなく終始グダグダのままなんとか討伐するという内容になってしまった。

 ま、まあ久々だったのもあるしそういや俺、そもそもイャンクック戦自体苦手だったんだよナ^^; 久々の狩りの相手が苦手なイャンクックだったら1回くらい力尽きても仕方ない仕方ない^^;

 たった10日前後プレイしていないだけで明確にモンハンが下手になるという己の不器用さに軽くショックを受けつつも俺はなんとか『モリバーのトッテオキ』を集め、今回の目的であったモリバーのトゲトゲ棒α、なりきりモリバーα、そのままモリバーαを作成することができた。こちらが今回の成果である。

 おお…これはまごうことなきモリバー。一般人類の俺からすれば見た目には逆にどこがモリバーではないのかわからないくらいだが、モリバーの皆さん側からすればわずかな所作や臭いなどの違いで簡単に偽物だとバレてしまうというのはありそうだなという想像もできる。こればかりは「人間になりきる」存在が現実に現れないことには自分事として得られない感覚なのかもしれない(怖いので現れないでください)

 そもそもバレるorバレないのための第一段階としてこの装備の素材は"本物"なのだろうか? 全身に纏う毛皮らしきものはいったいどのように見繕ったのか、気になるところではあるがもしかしたら大変な闇が内包されているかもしれないので詮索するのはやめておこう。

 あとそのままモリバーαの方の上半身の"ガッシリ感"とか真顔なところとかがそこはかとなく怖い。素手で闘ったら人間では絶対に勝てないという確信がある。ちなみに画面には映っていないがモリバーのトゲトゲ棒αはモーニングスター(球状の頭部に複数の棘を備えたヤバそうな武器)のような普通に殺傷能力の高そうな武器である。いや怖いて。

 今回はイベントクエストをきっかけに数日振りに『ワイルズ』を遊んでいるという話を書いた。タイトルアップデート第2弾を月末に控え、その直前の27日には『ワイルズ』絡みの配信イベントがあるなど今月はまた大きな動きが予定されている。果たしてどんな衝撃のコンテンツが待っているのだろうか。今から心の準備だけでもしておいてどんな"ビッグウェーブ"が到来しても押し流されずに乗りこなしたいところである。