彼の理想の田園へ

日記と妄言、活動記録。

【MHWs】どれほど過酷な地にあっても酒さえあれば【第95話】

 『大集会所』入り口から奥の舞台へと続く中央の通り。その左側にあるカウンターにはクエストを管理する受付嬢のロッタや闘技大会の受付係であるリカルドが立っている他、実はもう一人女性がいることをご存じだろうか。

 彼女の名は…これがなんとわからない。そもそも彼女とは会話をすることさえできないのでその名前どころかいったいどんな声をしているのか、どのような立場でこの場にいるのかなどの基本情報が一切不明である。推察できることがあるとすれば常にカウンターに立ち訪れた者たちが飲料を飲むためのジョッキを磨いていることから大集会所のバーカウンター担当として働いているのだろうということくらいだ。この感じで今さら「実は調査隊ハンターの動向を監視するギルドのエージェントでした!」などと言われても既に"『歌姫』の接写"等の軽犯罪を繰り返してきた俺にとっては手遅れである。

 俺は2025年4月4日(金)のタイトルアップデート第1弾配信以来、大集会所にいるこのミステリアスな美女、そして彼女が飲んでいる液体に密かに注目していた。ここでは便宜的に彼女のことを"バーメイドの女性"と呼ぶことにする。

 バーメイドの女性はジョッキ磨きの仕事をする合間、傍らの金属製のピッチャーから謎の液体をジョッキへ注いで飲むことがある。ちなみにこのピッチャーがテーブルに置かれた後も流れる液体のオブジェクトが注ぎ口に残る不具合(?)がある。俺はその液体についてなんとなく酒類ではあるのだろうと思っているが、サラサラと流れ落ちるその液体には粘性や発泡性などは見受けられず別に「お茶だ」と言われてもなんら違和感はない。このカウンターの向かって右側にある巨大な樽に入っている液体もおそらく同じものだろう。こちらについても周辺のハンターたちが勝手に蛇口をひねってジョッキに注いでいるのを観察することができる。

 果たしてあの液体は何なのだろう。俺はアルコールにまつわる歴史の知識をほとんど持っていないのでどうにも周辺環境などの情報から推測することもできないのだが、個人的にはビールよりかはウイスキーの方が嬉しい。でも樽から直で注いでゴクゴク飲んでいるのを見るにウイスキーでは無さそうだが、元からアルコール度数が低い飲み物を造って樽に詰めているという可能性もあると言えばある。

 そういえば調査隊の誰かが「故郷に戻って喉越しの良いアレを飲みたい」みたいなことを言っていたような気がするなそれを考慮すればこの場にビールがあるという線は薄いか。いずれにせよ現代のように冷えたビールを飲むことはかなわなそうなところにも『禁足地』ならでは(というかモンハン世界ならでは)の過酷さが垣間見える。

 「大集会所は全体的に酒が飲みたくなる景観をしている」というのは訪れた初日からの俺の感想だが、今後のアップデートにてあの場で飲まれている飲料について誰かが言及してくれることを地味に願っている。その上でもう一つだけお願いできるなら、ぜひともバーメイドの女性との会話機能が実装されたらな~なんて新モンスター追加へのそれに次ぐくらいの期待度で俺は本気で待ってます(言い過ぎかw)