彼の理想の田園へ

日記と妄言、活動記録。

【MHWs】【悲報】俺氏、今頃になって『フォトモード』の神髄を垣間見る【第94話】

 今まで俺は『モンスターハンターワイルズ』をプレイしながら数えきれないほどのゲーム内写真を撮ってきた。当『ワイルズ』日記にてご紹介してきたものはその中のほんの一部であり、どこにも貼っていないものやボツになったものなどを合わせれば300枚ほども撮ってきたかもしれない。グラフィックが綺麗かつ魅力的な景色やオブジェクトが多いのでつい次から次へバシバシと撮りたくなるのよね~。

 そんな俺の『禁足地』撮影ライフにこのほど"革命"が起こった。何があったのか説明する前にまずはこの1枚をご覧いただきたい。

 いかがでしょうか。写っているのはこれまで折に触れて俺の一番のお気に入りスポットと豪語してきた『緋の森』エリア15だ。画面中央、小さく写っているのが俺を含めたハンター一行である。なんなら過去にもこれとほとんど同じ画角で撮ったものをブログに採用したような気もする。

 しかしそれを含めた俺の過去すべての『ワイルズ』写真と上記の写真ではまったく異なる点が一つあるのだが皆さんはおわかりだろうか。何かというと、実は俺(リアルの方)が俺(ハンターの方)をごく近距離からの"TPS"的視点以外で撮影した写真はきっと、たぶん、これが初めてなのだ。自信は無いが一度も撮ったこと、もとい"撮れたこと"がなかったはず。なぜかと言うと今まで撮り方を知らなかったから!

 遡ること約1か月半前。確か第49話にて俺のブログ記事のサムネの話をしていた時、X(Twitter)上で見かけるカッコイイ『ワイルズ』写真に触れ「自キャラがカメラに向かってかっこよくポーズをキメている写真ってどうやって撮ってるのかな~もしかして誰かに撮ってもらってるのカナ?(。´・ω・)」などと29歳男性にしてはあまりにも呑気でメルヘンなことをのたまっていた俺。結論から言えば『フォトモード』の一機能でカメラの位置を設定することで自由自在な距離から自分自身のキャラを写真に収めることができるのという話なのだが、どんなゲームをやってもシステムの理解度が低いことで知られる(というか自覚している)俺は今の今までその機能に気づくことがなかったのである。

 『ワイルズ』発売から既に3か月が経過した今日この頃。かなり遅きに失した感は否めないがとにもかくにもこの便利機能を知ることができたことを喜ぶことにしよう。今回の事案は"人はいくつになっても新たに学ぶことができる"ということの証左であり"同じゲームをやっている友達がいないとかわいそうなことになる"という被害の一例でもある。せっかくなので飛躍的に自由度が高まったフォトモード(俺が使い方を知らなかっただけ)で新しく写真を2枚撮ってみた。

 1枚目は緋の森エリア15に座って休む俺とオリーヴァの後ろ姿を少し離れた地点から。どうです? かなりいい感じでござんしょ? 今までカメラの位置操作の機能を知らずこのような自キャラの写真を撮りたくても撮ることができないでいたので、今回何気なくフォトモードを触っている中で気づくことができたのは本当に嬉しかった。人間、時にはネットでしっかり調べることも(ことの方が?)大事なのだと思わされた。

 2枚目も同じく緋の森エリア15だが俺にしては珍しく水場から離れた遺構側の景色を撮ってみた。全体が西陽に染まってわかりづらくなってしまっているがよく見ると俺やオリーヴァ、ニンジャやアルマが下の方にかなり小さく写っている。視点を下げつつできるだけ引いた位置から撮ることで構造物の巨大さをより強調的に表現したかった。

 話はまったく変わるが俺は2枚目の写真のような「壮大な風景がメインで極小の人物がわずかに1、2名ほどいる」感じの写真やイラストが大好きである。そのような構図のイラストは俺が13、4歳くらいの頃は「オタクが好きそうな絵」(適切な表現かどうかについてはなんとも言えない^^;)などとネットで揶揄されていてその文章を見る度になぜか流れ弾的にダメージを受けていたような気がする。今となってはとっくにどうでもよくなったし詳しいところは定かでない幻のような記憶なのだが果たして現在でもこの表現のニュアンスは伝わるのだろうか、そもそも前提として広く使われていた表現なのだろうか。未だにちょっとだけ気になったりしている。

 今回の話は冷静になった後でまとめると「フォトモードの新しい機能を覚えたよ♪」の一言だけで終わってしまうような些細な出来事だが、俺にとっては全身に稲妻が走ったかのような衝撃的な"事件"だったのでどうしても何か書き残しておきたかった(笑)

 これで今後もさまざまの『ワイルズ』写真を撮る楽しみが増えた。そうだな、まずはひとつ。お気に入りの装備を身に纏ってバチバチにキメたこだわりの自画像写真などから撮ってみようか。