つい先日『一夜花の月華』の回でも触れたことだが、最近の俺の『モンスターハンターワイルズ』のプレイ内容は『勲章』集めのための活動が大半を占めている。中でも最後にまとまって残ったのが大変な曲者であり、それが個体差として極端に大きかったり小さかったりするモンスターを狩猟した時にそれぞれ個別に与えられるトロフィー、いわゆる"金冠"や"銀冠"に関するものだ。
俺は過去作においてはこのモンスターの最大・最小などのサイズに関するところのやり込みはまったくと言っていいほどやってこなかった。なぜかというと昔は単純にモンハンをそこまでやるような時間が取れなかったのと、モンスターのサイズをプレイヤーの目視で判断してサイズを厳選するというかな~りアナログで曖昧な作業に対してどうにも気が進まなかったからだ(-、 ー ; )
しかし2025年、そのような職人レベルの観察眼を必要としてきた金冠厳選界に激震が走る。なんと『ワイルズ』では金冠または銀冠相当のサイズのモンスターを『双眼鏡』を通して見た際に画面上に冠のアイコンが表示されるという革命的な仕様変更が行われたのだ。現実社会に高度なAIテクノロジーが浸透しあらゆる高等技術がある意味で"解放"’(この表現が適切かどうかはわからんが)されつつある中、モンハン世界においてもとてつもない技術革新が行われていたというわけだ。この機能があればいちいち対象のモンスターが大きいか小さいかというところを俺なんかの不確かな感覚で判断せずに済むのである。
そんなこともあって最近の俺はとんでもない新機能を搭載して生まれ変わった双眼鏡を携えつつ、またネットで金冠周りについて調べているうちに知った"『竜谷の跡地』往復厳選法"(竜谷の跡地と他フィールドをファストトラベルで行き来すると竜谷の跡地にいるモンスターのサイズが再定義されることを利用したサイズ厳選方法)という若干違和感というか"グレー"感漂う手法を駆使して着実にさまざまなモンスターの最大・最小金冠サイズ個体を狩猟し続けていた。
始める前は「いったいどれほどの時間がかかるのだろうか……」とビビっていたサイズ厳選も始めてみれば双眼鏡の便利な新機能と先人ハンターの知恵を活用することでかなり楽に感じられた。この感じなら割とすぐにすべての対象モンスターに金冠をつけることができるかもしれない。滑り出しは上々、すべてが順調に思えていた矢先のことだった……
なんとつい先日、2025年5月28日(水)のアップデートにて前述の"『竜谷の跡地』往復厳選法"は不具合であったとしてファストトラベルごとにサイズが変化する仕様が修正されてしまったのである。そんな……まさかあれが不具合だったなんて!(しらじらしいか^^;) 他のフィールドを闊歩するモンスターが一度セーブせずにゲームを終了するまでサイズが不変であるのに対してなぜか出入りする度にサイズが変わっていた竜谷の跡地のモンスター。今後は各フィールドに繰り出してモンスターを確認してはセーブせずにタイトル画面に戻るという手法でサイズを厳選することになる。明らかに変だと思いつつ便利に活用させていただいていたこの数日間、大変お世話になりました(苦笑)
そんなわけで初っ端から一難あった俺の金冠厳選生活、現在の進捗状況がこちら。
10頭以上に金冠をつけることが条件の『ビッグコレクタークラウン』と10頭以上に最小冠をつけることで得られる『ミニチュアコレクタークラウン』は既に獲得した。その先にある"多くの"モンスター(調べによるとほぼ全てのモンスターらしい)に金冠/最小冠をつけることが条件の『ビッグマスタークラウン』『ミニチュアマスタークラウン』までの道のりはまだ遠いが、このサイズ厳選自体は楽しくやれているので今後もコツコツと進めてまたまとまった成果を得られたタイミングにてあらためてご報告をしたい。
今回は俺が最近やっていることをつらつらと書いていく毒にも薬にもならない"日常回"と見せかけて実は前回に引き続き最新のアップデート内容をご紹介する有益な情報回(当社比)だった。それにしたってこんな地味なところから攻めることはないんじゃないかと我ながら思ったりもするのだが、世のハンターが真っ先に取り上げる"目玉"ではなく敢えて端の方から注目していくのもまた面白いんじゃないかと思ってやってみた(´_ゝ`)