今回は2025年5月21日に配信された3つのイベントクエストの中から『狂おしくもププロポル』の話を……とは言ってもまた前回と似たような感じでこのクエスト自体についてわざわざ書くようなことは実はほとんど無い。なぜかと言うとこのクエストの内容が『油涌き谷』でのププロポル狩猟という比較的平凡なもので、かつ報酬品には新たな装備を作れるようになる特別なチケットなどがあるわけでもないからだ。それを知ってからあらためて見るとなんとなくクエストのタイトルもやっつけというか適当につけたように思えなくもない(失礼)
ではここから先に何を書くのかと言えば、やはりというかなんというかそれはいつも通りクエストの報酬品についてである。クエスト自体に言及すべき点が見つからなければその報酬品にツッコミを入れる。それが以前からの俺の常套手段となっていた。
『モンスターハンター』シリーズと言えばクエストの依頼人や依頼文が深淵なるモンハン世界を表現する大変味わい深いものであることが有名だが、今作『モンスターハンターワイルズ』はその舞台の特性上、俺たち(主人公のこと)が受注できるのは周辺にいるわずかの人物らが依頼しているクエストばかりなので過去作のように我々の想像の余地を残したような内容の依頼文を読んでワクワクする楽しみは若干薄まっているような気がしている。俺はぜひどこの誰かもわからない謎の人物から依頼された変なクエストを受けたいと思い続けているので、その辺りに関しては今後のアップデートに地味に期待しているところだ。
話が逸れてしまった。『狂おしくもププロポル』はマッドシュリンプやドスマッドシュリンプなどの『焚き火料理』用の食材が特別に報酬品に用意されているクエストである。
"シュリンプ"と名のつくことからも焚き火料理の調理中ムービーにて確認できるその姿からも、マッドシュリンプの正体がエビであることは疑いようがない。なるほど、これは厳しそうだな……。過去に二度、焚き火料理を再現してきた俺はどうしてもこれら焚き火料理用の食材について"俺が扱いやすいか否か"という視点で見てしまいがちなのだが、このマッドシュリンプやメイン食材の『魚』は俺の中では心理的にかなり手を出しにくい食材にカテゴライズされてしまっている。なんというか、魚介系って扱いが難しくて事故りやすそうじゃないですか(偏見)
そもそも"マッドシュリンプ"という名前自体が既に怪しい。もしかしてこれはクエスト名の『狂おしくもププロポル』とかけているのだろうか? 英語に疎い俺も流石にこの"マッド"が『mad』ではなく『mud』の方だろうという察しはついているのだが、そうだったらそうで"泥のエビ"という意味になってしまい「マッドシュリンプ=ザリガニ」説がにわかに立ち上がってしまいかねないので俺も判断に困っている(何のだ)
果たしてマッドシュリンプはザリガニなのか? おそらく今後詳しい追加の説明がなされることはないだろうしぶっちゃけ俺にとっては美味しくいただければ割となんでもいい(ただしエビ類の範囲に限る) しかしこんなしょーもない疑問がいつまでも俺の脳内に呪いのように残り続けるのもまた事実である。この先、レ・ダウに続く次の歴戦王や『禁足地』では今のところ目撃されていない古龍などの強大なモンスターとの死闘の最中にふっと突然にこの疑問が立ち現れないことを願うばかりである。