彼の理想の田園へ

日記と妄言、活動記録。

【MHWs】本物を目指した偽物は本物にはなれない【第82話】

 今回は第80話の続きというか関連の話題というか、『焚き火料理』について俺が最近初めて知ったトピックがあったので短くまとめたい。

 東京(秋葉原)、大阪(なんば)に『モンハン酒場』という飲食店がある。モンハン酒場とは、

HUNTERS BAR『モンハン酒場』は、
「モンスターハンター」の世界観をモチーフとした飲食店です。

 

店内は「モンスターハンター」の世界を踏襲した、
木目調であたたかな雰囲気のある酒場となっています。

 

様々な種類の武器が所狭しと配置された店内では、
かわいいオトモアイルーや愉快な酒場スタッフが
ハンター様をお出迎え致します!

 

ハンター気分でジョッキを片手に豪快に肉を食らおう !!

 

――モンスターハンターシリーズ オフィシャルコラボバー HUNTERS BAR『モンハン酒場』CONCEPTより抜粋

…というものである。のっけからとんでもない説明丸投げをかましてしまい申し訳ない。^^; "がある"などといかにも詳しそうな語り口で話を始めておいてなんだが俺はこの『モンハン酒場』なる店について、存在自体は知りながらも実際には一度も訪れたことがなく詳しいところの知識はまったく持っていない。つまり本件について自分の文章で説明するにはあまりにも俺が素人過ぎるため、情報に誤りが無いように今回は公式サイトの情報をそのまま引用させていただいた。俺からの申し開きは以上である、いや、以上です。

 ではなぜ行ったこともない『モンハン酒場』の話を突然し始めたのかというと、つい最近X(Twitter)上で『モンスターハンターワイルズ』に関連して『モンハン酒場』の情報が流れてきたのを見かけたからである。その内容は『モンハン酒場』にて『ワイルズ』にちなんだ期間限定メニューの第3弾が始まったというものである。

 そうか第3弾…第3弾!? 今までに第1弾と第2弾が存在していたというのか? 調べてみるとどうやら第1弾、第2弾は俺が家に引きこもって毎日『ワイルズ』絡みの駄文を書き散らしている間にとっくに過ぎ去っていたらしい。『ワイルズ』好きを自称しながらもこの情報をまったくキャッチできていなかったことに俺は恥ずかしさを通り越して驚きさえ感じていた。これって俺以外の全ハンターは普通に知ってた話…? 現在進行形でハマっているコンテンツについてここまで鮮やかに情報を取り逃した経験は記憶にない。もはや"穴があったら入りたい"では効かず『油涌き谷』エリア17の一番奥の穴にヌ・エグドラがいなかったら入りたい気分である(意味不明)

 話を戻そう。そんな『ワイルズ』にちなんだメニュー(『フェアメニュー』と言うらしい)の中には俺にとってあまりにもタイムリー過ぎる一品があった。それがこちら。

 こっ、これは『野菜』の焚き火料理! 『野菜』の焚き火料理じゃないか! なんかしれっと"キャベツ"などと書いているがあれは『野菜』! 逆に言えばあの『野菜』が公式にキャベツであることが判明した瞬間でもある! 過去の俺の判断は正しかったんだ!(落ち着け)

 正式名称は『調査隊の焚き火料理ver.2』。なんと魚と野菜を一挙に使用した見るからにパワーを感じさせるメニューである。ってかあの『野菜』と『魚』ってフュージョンさせて良かったんだ…。原作(『ワイルズ』のこと)を再現することばかりに気を取られ、俺は『肉』『野菜』『魚』の中から複数の食材を選び取るという発想に至らなかった。所詮俺は本物を目指した偽物。本物に完全に格の違いを見せつけられた瞬間である。

 その他にも画面上には「アヒージョ」やら「レモンペッパー」やら「オイルサーディン」やらのCR(料理ランクのこと)が500くらいありそうなわけのわからない単語が躍っている。この時点で俺の『焚き火料理』(笑)よりもはるかに完成度の高い料理であることは間違いない。いったいどんな味がするんだ

 何の気なしに掴んだ新情報は新たな戦場への片道切符だった。いや~食ってみて~! 自分でも作ってみただけに公式のがどんな味か気になる~! でもそういうコンセプト系の飲食店に独りで行くのって心理的にハードルたけ~! 人間、いくつになっても不意にそれまでの己を超えていくための決断の場面に立ち会うことはあるのだなあ。

 この『調査隊の焚き火料理ver.2』が食べられる『モンスターハンターワイルズ フェアメニュー』第3弾は2025年6月30日(月)まで。予約が必要なので早めに決断しなければいけないが、とりあえず今のところは仕事とプライベートの予定をチェックしながら積極的に検討させていただきます^^;