2025年4月23日(水)から開催されている期間限定イベント『交わりの祭事【花舞の儀】』。そのコンテンツの目玉の一つとして一挙13種(うち初配信5種、再配信8種)ものイベントクエストが配布された。今まで配信されたイベントクエストはすべてしっかりとクリアしそれぞれブログにも書いてきた俺にとってこの物量は嬉しい悲鳴である。"限定"と聞くと居ても立っても居られないのが俺の性分なので、また一件一件丁寧に味わっていくつもりだ。
そんなわけで今回は大放出されたイベントクエストのうちから『螺旋とうねりの試運転』についての話になる。何のことはない、下位バーラハーラ一頭の狩猟という今となっては平凡に思えるクエスト内容だ。バーラハーラは実は『モンスターハンターワイルズ』を始めたハンターが初めて目にするモンスターということで印象に残っている方も多いのではないか。俺視点の話で言うとこれまで何度も狩っておきながら何気にコイツをメインにした話は書いたことがなかった。
バーラハーラかー、けっこう久々だな。とは言ってもカテゴリーは下位なので苦戦することはなさそうだ。加えてヤツは海竜種ガチアンチ(?)の俺にしては珍しく印象が良く、比較的得意としているモンスターである。まず水などほとんどない『隔ての砂原』に生息しながらコイツ海竜種なのか……という初歩的な話にも繋がってくるのだが、やはり水気があるのと無いのではまったく身体と地面との摩擦の大きさが違うらしい。バーラハーラは他の海竜種と異なり、こちらをかき乱すようなヌルヌルとした動きはとらずどちらかというとどっしりとしていてあまりその場を動かずに攻撃を繰り返すモンスターである。
かつて俺はチャタカブラ、ケマトリス、ラバラ・バリナをまとめて『ワイルズ最序盤三人衆』と呼んだ。バーラハーラの立ち位置はその一つ上、職場の関係に例えると三人衆とは序列は同じだが実力と経験年数でわずかに差がある先輩くらいの感じに思える。三人衆のようにセットでまとめられることはなく常に一人で厳しい仕事を与えられる損な役回り。三人とわずかに差があるからこそ組み合わせるのも難しいのではないか。同じく『ワイルズ』初登場の者同士、まだまだ先は長いだろうしみんな仲良くしてほしいものだが(どんな立場だ)
そんな根拠不明の妄想100%でバーラハーラの人物像(モン物像?)を描き出しているうちにいつの間にかクエスト完了していた。まあそりゃそうだよな。元々そんな苦手じゃないし、そもそも下位だし。
このタイミングで下位のイベントクエストが配信されるのは俺はけっこうありだと思う。『タイトルアップデート第1弾』リリース後やそれこそ今回の『花舞の儀』開催前後に新たに始めたハンターにとってはタイムリーなクエストとなるためかなり嬉しいのではないだろうか。というかこのクエスト、よく見ると参加条件のハンターランクが"2"に設定されているためむちゃくちゃ参加しやすくなっている。初めて配信された『晩飯時のイグニッション』なんてクエストに参加するためのHRの条件が"9"以上だったもんだから俺は当時とにかく焦ってストーリーを進めたぞ(笑) 不意にそんな懐かしいことも思い出した。
一応このクエストは防具強化のためのアイテム『鎧玉』『上鎧玉』が出やすいクエストとのことで、実際やってみたところいくつか入手することができた。なんとなく今着ているだけの防具に使うのはもったいない気がして今まで触れてこなかったが、より良い防具に仕上げるためには鎧玉は必須のアイテムである。そろそろ俺にとっての決定版のような"究極の装備"作りに着手しても良いかもしれない。その頃にはきっと不自由ないくらいの鎧玉が勝手に溜まっているはず……っていうのはちょっと見通しが甘過ぎるか(笑)