先日から配信されている『炎尾竜はいつ歌う?』というイベントクエスト。内容は朝の『隔ての砂原』にて上位ケマトリスを狩猟するという割と平凡なもの。振り返ればもう上位入りしてからだいぶ経ち、既に数々のシャレにならないタイプのモンスターの皆さんとシバき合ってきた俺にとってケマトリス程度ならば朝飯前。以前晩飯前にケマトリスの捕食を試みた折と図らずも対になっている(?)状況である。
狩猟の内容については実はもうあまり書くことがない。清々しい空気漂う朝の平原にえいこらえいこらと出ていきケマトリスを一頭狩るだけである。俺も成長したもんだ。チャタカブラ、ケマトリス、ラバラ・バリナをまとめて『ワイルズ最序盤三人衆』と勝手に呼称していた頃が遠く懐かしい。まだ『モンスターハンターワイルズ』が発売して二か月も経っていない時期だがこうも毎日ブログを更新していると生活の中の『ワイルズ』密度がとんでもないことになっており、つい最近のことでもだいぶ経ったような錯覚をすることがある。いったい俺はどこへ向かっているのか、何が俺を動かしているのか自分でもわからない(苦笑)
話を戻そう。『炎尾竜はいつ歌う?』の報酬品にはアワウタイズクαという防具を作ることができる限定アイテム『アワウタチケット』が含まれている。限定チケットをゲットしてちょっとコスプレチックな頭装備を作る流れはイベントクエストではもうお馴染みだろう。"限定"と聞けば何が何でも手に入れたい俺は不要不急の大急ぎ(?)で当クエストを繰り返し受注し、無事にアワウタチケットを所定の枚数手に入れることに成功した。
ベースキャンプに戻り、荷物も置かぬまま流れで加工屋のジェマの元へ向かう。オレ、チケット、モッテキタ! 興奮のあまりカタコトになりながらも勢いで要件を伝える俺。同じく武器防具に興奮する者同士、ジェマとは本来言葉を交わさずとも意思疎通することができる(ただし武器防具周り限定) 俺の想いは瞬時に伝わり滞りなくアワウタイズクαを作成してもらうことができた。
さ~て、アワウタイズクαだアワウタだアワウタだ。俺はマイテントに戻って久し振りに全身の防具を脱いだ。いつ何時モンスターの襲撃があるかわからない『禁足地』ではいかなり事態にも即応するために常時装備を身につけておく必要がある。しかしこの限定装備を試すわずかの間だけは一鎧纏わぬラフな姿に戻ることを(俺の中で)許されているのだ。ボックスからアワウタイズクαだけを選び頭にセットする。いったい今回はどんな見た目の防具なんだ――
!? アワウタイズクがそのまま頭に乗ってる……というかこいつ、動いとるが……? アワウタイズクらしきものが乗っているだけならまだいいが、それが瞼を開閉させているとなると途端にどう受け止めたら良いかわからなくなってしまう。お前、お前はいったい何なんだ? アワウタイズク本人(本鳥)なのかそういうギミックのオブジェなのか、そこの違いでかなり話が変わってくるぞ