現時点の『モンスターハンターワイルズ』に登場するモンスターの中で実は未だに一度も狩っていないモンスターが存在する。そのモンスターの名はリオレウス。意外にも原種のリオレウスは『ワイルズ』のストーリーに関わってくることが一切なく、フィールド上にいる個体にわざわざ俺の方からちょっかいをかけていくことでしか最初の一頭を狩ることができないのだ。
そのためリオレウスが『油涌き谷』なんかを元気に飛び回っている姿はよく目にしてきたが今の今までちゃんと挨拶をしたことはない。言うなれば「X(Twitter)上でだけたまに見かけるけどフォローはしていないしもちろんリアルで会ったこともない」状態(しかも別に相手はこちらを認知していない)に近い俺とリオレウス。これ以上引き伸ばすといよいよ声を掛けるタイミングを失ってある日突然絡むことになった際に気まずさで冷や汗をかいて苦しむことになりかねないので、そろそろ俺の方から氏にアプローチしてみる頃合いかと思っている。
……いったい何の話だったんだ。冒頭で「原種のリオレウスは~」と書かせていただいたのには理由がある。実はストーリーの中盤辺りで俺は原種以外のリオレウスとは既に一戦交えていた。その正体は護竜リオレウス。出ました『護竜』。俺はまだちょっと「大丈夫か?」と思っている禁忌の存在です(謎の心配) なんとこの地では『空の王者』たるリオレウスまでもが古代のオーバーテクノロジーによって人工的に造り替えられていたのだった。
タイトルを通じて何度対峙してきたかわからないほど狩ってきたリオレウス。シリーズが進むにつれて何度もの強化やブラッシュアップを経てきた彼は『ワイルズ』にてついに護竜化。初めて戦った時には空中を自在に飛び回る独自の動きに必死についていくためカメラをぐるんぐるんと回転させて混乱状態になりつつも、頭の中にしまい込んでいたリオレウス戦の古い経験が俺を助けどうにか食らいつくことができた。新しくもあり懐かしくもありでとても楽しかったのを覚えている。
今回挑戦したイベントクエスト『異国の空と王』にはそんな護竜リオレウス(歴戦の個体)が登場する。護竜でありながら歴戦の個体という特殊状態の盛り合わせのような感じだ。寿命がない護竜は基本的にいつまでも生きることができるため、その上で歴戦の個体となればその強さというのは言に及ばずだろう。実際やってみて、初見時の印象と同じくとにかく激しい空中移動と高い攻撃力を兼ね備えている人造マシーン・リオレウスは強かった。その姿は変り果てようともリオレウスが強いと私も嬉しい。

話は変わるようでいて実は続く。歴戦リオレウスfeat.護竜が狩猟対象である『異国の空と王』のクエスト報酬には『アーティアパーツ』に変化するアイテムの一種である『さびた武器片』が含まれている。もう『ワイルズ』を初めて一か月半ほども経つが俺は今の今までこのアーティアパーツや『アーティア武器』なる武器のカテゴリーについてよく知らないままで冗談抜きで「アーティアってなんだ???」という状態だった。今回このイベントクエストを実施したのを機にようやく重い腰を上げて(俺にとって)謎多きアーティア某について調べてみた。
アーティア武器というのは前述のアーティアパーツというアイテムを3つ使って生産される武器のことだ。ちょっとややこしい話だが、流れとしては先ほど報酬で貰えると書いた武器片3種(『傷ついた武器片』、『さびた武器片』、『古びた武器片』)が鑑定されて4種のアーティアパーツ(『古筒』、『古刃』、『古盤』、『古装置』)に変化、その4種から任意の3つを選択して生産されるのがアーティア武器なのだ。「なのだ」と言いながら一見無駄にややこしい工程になっているように見える流れなので俺の認識が合っているかどうか不安ではある。
選択するアーティアパーツによって生産される武器のステータスや属性などが変わるとのことだが俺は今のところ何が何やらよくわからない。幸いにも俺は既にいくつかのアーティアパーツを持っていたため、とりあえず一度適当に生産してみた。その武器がこちら。

う~ん、強いのか弱いのかよくわからないリアクションに困るのが出てきたぞ? 出来上がったのはアーティアブレイドⅠという妙ちくりんな大剣。とりあえず見た目は✕だな……。武器名の下に「RARE 6」と書いているので優秀寄りではあるのだろうが最上位レベルでは無さそうだ。出来上がる武器の性能やレア度はランダムなのだろうか? そう言えばアーティアパーツにもレア度が割り振られていたような……
さらに調べてみたところ、どうやら生産されるアーティア武器のレアリティは材料に使用するアーティアパーツのレア度によって決まるらしい。つまりRARE 6のパーツを使えばRARE 6の武器が、RARE 7のパーツを使えばRARE 7の武器が生産されるとのこと。なるほど、そこだけ妙にわかりやすいな。レア度の上限はRARE 8で、RARE 8のアーティア武器は攻撃力や斬れ味の面で当然ながらRARE 7以下の武器よりも優秀なものになる。RARE 8のアーティアパーツは少し前に書いた3種の武器片の中の『古びた武器片』からしか出ることはなく、その古びた武器片を入手するためにはそれ相応の強力なモンスター(しかも歴戦の個体)を狩猟するクエストをクリアする必要があるらしい。そんな連中を倒した記憶はまったくない。どうりで俺はRARE 8のアーティアパーツを持っていないわけだ。
そんなわけなので一旦この件はまたしばらく置いておいて良さそうだとわかった。せっかく作るならRARE 8の強い大剣を作りたいのでまたRARE 8のアーティアパーツを入手した段階でアーティア武器の生産を試みることにしよう。パーツの組み合わせによって属性が変わり、なんと生産後の復元強化時にランダムにボーナスまで付くらしいアーティア武器の世界。極めようとするとこれまたかなり深そうな沼に思えてしまうが俺からの願いは一つ、贅沢は言わないからとりあえず大剣の見た目だけなんとかならんかな……(笑)